RSSってよく目にするけど、あのアイコンなんだろう?っとクッリクしてみたら、おびただしい文字列でブラウザ埋め尽くされ、バグかと慌ててすぐ閉じてしまうなんて人もいるんじゃないでしょうか。
RSSとはなんなのか?覚えておくとインターネットライフが、一段と快適に楽しくなること間違いなしなので、ここいらで抑えてRSSを鮮やかに使いこなしてみはいかがでしょう。
rssとは、何か
ブログなどを訪れた時よく見かけるRSSや上図のようなマークよく分からずスルーしてませんか?RSSの使い方を覚えておくと、無駄な時間をなくして時間の有効活用ができます。どんなことができるかというと
いつもチェックしている大好きなブログの更新情報が受け取れます。
これによって、通常Webサイトにアクセスしないとわからない更新情報がわかり、楽しみにしてるブログが更新されているかな?と思ってアスセスしたらまだだった、そろそろ更新されているかな?と見たらまだだったということがなくなります。更新された時にだけブログをチェックできるので大切な時間を無駄に消費せずに済むのです。
RSSは、略語の総称
- RDF site summary(RSS 0.9、RSS 1.0)
- rich Site summary(RSS 0.91)
- really simple syndication(RSS 2.0)
上記の略語で見ての通りRSSには名称の異なる規格がありますが、ブログなどWEBサイトの更新情報まとめて配信してくれるフォーマットの総称と覚えておけばいいでしょう。この辺の細かい違いについてはWikipediaを参考にしてください。
つまり、よくみるRSSのボタンをクリックするとでてくる文字ページには、更新情報がまとめて書かれているということです。
(FeedBurnerを使っているサイトはRSSリーダー登録ページに飛ばされます。)
結論
RSSは更新情報を受けとれる
RSSには、RSSリーダーを
更新情報がわかってもあの文字は何なの?難解すぎて意味がわからない、そもそもどうやって更新情報を受け取ればいいの?という疑問もでてくるでしょう。RSSは人に読みづらいXMLというマークアップ言語を基盤として書かれています。ですのでそれを読めるように整形し、さらに更新情報を受け取れるようにする必要があります。
それを解決してくれるのがRSSリーダーです。
RSSリーダーを使うと更新情報を表示してくれて、ブログの情報も読める状態にしてくれます。RSS購読には欠かせないツールです。RSSリーダーの多くは無料で提供されています。下記に主な無料で使えるものをまとめました。中でも私も使っているFeedlyを例に上げて使い方を解説を進めます。
おすすめのRSSリーダー「Feedly」
無料のRSSリーダーでもっとも使われていた物は「Googleリーダー」ですが、7月にサービスを停止するということで、一躍注目を浴びているリーダーが「Feedly」です。Feedlyはgoogleアカウントがあれば簡単に使うことができ、iOS/AndroidアプリもあるのでどこでもRSSfeed購読できます。
また、すでにGoogleリーダーを使った経験があれば、Feedlyに同期することができます。
Feedlyのメリット
- おしゃれなUIデザイン
- 使いやすいUI設計
- 記事が見やすい
- あとで読む機能
- クラウド同期
- iphone。android。アプリがある
- カテゴリー分類ができる。
- RSSfeed登録が簡単
- 既読しやすい
Feedlyをインストール
Feedlyは現在、Firefox、Chrome、iOS、Android、Kindleにしか対応していません。なのでブラウザがIEの方は、これを機にFirefoxかChromeを入れておくといいですよ。解説ではChromeブラウザを使います。
ブラウザ、ダウンロードサイト
ブラウザの準備が整ったところで、まず公式サイトにアクセスします。
FeedlyのChromeには拡張機能とアプリが用意されています。どちらか好きな方を選んでください。個人的にアプリを使っています。
拡張機能はBeta版ですが、ブラウザの右上にアイコンを表示ができ使いやすいと思います。アプリは表示されませんが、ブックマークバーにドラッグしてアイコンを配置できます。
- ブックマークと場所を分けたい場合は拡張機能
- ブックマークと一緒に管理はアプリ
と用途に応じて考えてみてください。私はブックマークに入れておく方がフォルダ別に整理がしやすいのでアプリ派です。
快適に使うための設定
インストールが済んだらFeedlyにログインして見ましょう。ログインはGoogleアカウントでできます。
ログインできたら左上にある「Preferences」をクリックして設定をfeed登録をより簡単に行うために一つ設定を行なっておきます。画面を下にスクロールして「MINI TOOLBAR」をみつけてください。Mini Enabled?をYESにしておきます。これを設定することで、ブログなどのWebサイトを訪れた時に右下に、Feedlyのミニアイコンが表示されます。
そこをクリックすることで「MINI TOOLBAR」が出現し、そのページのRSSボタンを押さなくとも簡単に登録することができるようになります。
お気に入りのブログをRSS登録する
これでRSSを使ってブログの更新情報を受取る準備が整ったので、お気に入りのブログを登録して更新情報を受け取れるようにしましょう。
とっても簡単な手順
- 登録したいブログやWebサイトにアクセス
- Feedlyミニアイコンをクリックしツールバーを出す
- +をクリック
- +addをクリック
- タイトル、カテゴリーを決めるる
- addをクリックで登録完了
これでブログが更新されるとFeedlyで確認できるようになりました。お気に入りのサイトをじゃんじゃん登録していきましょう。もう一つ一つ更新されているか確認に、ブログへアクセスする必要がなく、Feedlyを見れば一発で情報がわかるようになります。
更新情報の確認して記事を読む
登録できたらFeedlyで確認してみましょう。左サイドバーに登録したカテゴリーが表示されています。クリックすると登録したブログの情報が確認できます。カテゴリーの記号をクリックするとwebサイトを個別で確認できます。
Webサイトによって記事の全文をRSS配信しているところと抜粋のみ配信しているところがあります。全文を配信しているところはそのまま記事を読めます。iphoneアプリやandroidに同期して空いた時間に読むにはいいですが、私は、そのサイトのレイアウトやデザインと一緒に読みたいのでFeedlyからWebサイトにアクセスして読んでます。
効率的に情報を取得するレイアウト
Feedlyでは表示する記事のレイアウトを基本的に4タイプの中から選べます。
- Title Only View
- Magazine View / Time line
- Cards View
- Full Article
Time lineはカテゴリーを選択した時に「ギア」マークをクリックすると選ぶことができます。レイアウトはMagazine Viewと同じで、並びがサイト別、時系列という違いがあります。
この中からTitle Only Viewもしくは、Magazine Viewを設定しておくとよいでしょう。
なぜなら、Feedlyに登録を増やしていくと情報が次第に積み重なり全てに目を通すことは、膨大な時間と超人を超えた精神力が必要でしょう。
せっかく更新情報を得たとしても一つ一つ目を通していてはとても効率的とは言えません。
そこで視覚的にタイトルを読み取りあなたの気に止まったものをチョイスしていくのが私は得策だと考えます。
それに適したレイアウトが、Title Only Viewもしくは、Magazine Viewです。
なぜ、Cards ViewとFull Articleでは適していないのかというと下図を見てください。
赤いラインは視線の動きを示しています。この時点でCards ViewはZの動きをしています。他のレイアウトは、Fの動きでこれに対して、左右に視線を大きく動かすことにより、目の疲れが高まります。
Full Articleの場合はどうでしょうか?Fの動きには代わりありませんが、一度に目にする情報量が他のレイアウトと比較すると極めて少ないですよね。これによって、この2タイプは情報を取捨選択するのに適していないと言えるでしょう。
Title Only Viewでは、タイトルのみで記事を判断するのに非常に適していると思います。ですが、画像の表示がないことで、記事全文を読む前にどんな内容なのか明確につかみにくいかもしれません。
一方Magazine Viewでは、Title Only Viewほど一度に情報を捉えることはできませんが、アイキャッチ画像があることでより明確に記事の内容が把握でき、自分の求めている記事を選択しやすい利点があります。
一概にどちらがいいか言えないですが、私は、Magazine Viewに設定しています。
情報を絞り込む未読、既読の使い方
Feedlyは未読を溜め込まずスッキリさせることができます。自分の得たい情報を一通り見終わったらチェックマークをクリックすることで一括で既読状態にできます。最後までスクロールすると既読にするチェックマークがどデカく出てくるので非常に使い易くなっています。
これはとても便利ですがさらに最新の情報を取捨選択する時にも既読を利用してみましょう。
毎日Feedlyを確認できればいいですが、時には2週間、3週間と開いてしまう時もありますね。その間にも更新情報は次第に溜まっていきます。いくら効率的なレイアウトでざざっと見ようと思っても記事量が多すぎてそこからら選び出すのは大変です。そんな時はなるべく最新の情報から選び出すのが得策です。
Feedlyには、1日より古い記事と1週間より古い記事を既読にできる機能があります。
古い記事はご縁がなかったということでおさらばして、常に最新の情報を入れておきましょう。
フィルターにチェックして埋もれた良質記事を読もう
古い記事にもいい情報があるかもしれないじゃないかという意見もあると思います。そのような場合は既読にする前に一度フィルターを古い順に変えざざっとチェックしておきましょう。
これで情報の取りこぼしが減ります。それでも情報量が多いと見きれないですが、その時はご縁がなかったということで諦めるのが得策だと思います。
「あとで読む」機能を有効に使う
時間のないケースはもう一つありますね。とりあえずざざっと確認するほどの時間はあるが記事全文を読むほどの時間がないとき、そんな時は後で読む機能であるsaveを使いましょう。リボンマークをクリックするとsaveと同じ扱いができます。後で読む機能はRSSで配信された情報のみでなくブラウザの右下に表示されているミニアイコンからも使うことができます。
つまりブログなどのWebサイトを訪れた時にもこれ、あとで読もうという時にFeedlyにsaveしておくことができます。使い方はリボンマークもしくは、saveをクリックするだけです。
saveした情報は、Feedlyの左サイドバー「Saved For Later」から確認できます。
RSSfeed講読の登録基準を決める
RSS講読なんでも登録しておけばいいというわけでもありません。ブログなどの更新情報を効率よく受け取るのに適しているので、毎日更新されるもの、あるいは頻繁に更新されることがわかっているブログなどは登録しない方がいいでしょう。
登録を見送るべきWebサイト
- 毎日更新される
- 頻繁に更新される
- 更新日がわかっている
登録しておくといいWebサイト
- 更新頻度が低い
- 不定期に更新される
- 良質なコンテンツを配信している
更新頻度が高いブログなどWebサイトを登録しておくと返って記事が埋もれてしまって使いにくくなります。そもそもいつ更新されているのか受け取るためにRSSを使うのなら予め更新がわかっていれば登録の必要はないんじゃないでしょうか。それでもまとめて管理したい場合はカテゴリーを分けて管理するように対策するのがいいでしょう。
最後に
FeedlyはTwitterやFacebookへの共有も可能です。この共有機能とIFTTTというWebサービスを使うことでさらに便利な使い方情報の仕分け、整理などができるようになります。IFTTTを使えばブログとSNSを自動連帯することができるのでアクセスアップにも使えますね。それについては別の機会に、
RSSについてわからなかった方が、使い方を理解してより効率的にインターネットライフを満喫出来るきっかけになればと思います。RSSは知っておくととても便利です。ですが、現状あまり広く使われていないようで、Googleリーダーが7月にサービスを停止することになりました。これをきっかけに知る人が増えたらいいなと思います。