パソコンの作業を効率良く進めるために最もよく使われるものはショートカットキーではないでしょうか。私も普段良く使うアプリやテキスト編集のショートカットキーを覚えたことで、作業時間が短縮でき仕事の効率が上がっています。
しかし、まだ使い慣れていないものや普段あまり使わない機能は、「あれ?ショートカットキーなんだったかな?」と手が止まってしまうことがあります。普段から常に使っていないとなかなか覚えることができないものです。
そんな時にショートカットキーを一覧表示できる「CheatSheet」を使えば、サッと一覧を確認し、すぐにキーを実行してスムーズに作業を再開できるようになります。
CheatSheetを使う利点
CheatSheetは起動しているアプリ上でcommand⌘キーを押すとそのアプリのショートカットキー一覧を表示してくれるMacアプリです。このアプリを使うと以下の利点があります。
使うアプリのショートカットキーをすぐ確認でき覚える手助けになる
初めて使うアプリなど、まだ慣れていない操作のショートカットキーを覚える時は、キーがなんだったか何回か確認することでしょう。その度に「ファイル」「編集」「表示」「ウィンドウ」などのメニューをクリックして確認する作業は面倒で気が重くなります。
CheatSheetを使えばキーを一つ押すだけで毎回確認できるので、ショートカットキーを覚える手助けになります。使っていくうちに自然と指がショートカットキーを覚えるようになっていきますよ。
ショートカットキーを覚えていないものも、すぐに確認でき使える
普段使わない機能までショートカットキーを覚えておくことは難しいと思います。私もよく使う作業のショートカットキーは覚えているのですが、滅多に使わない作業にショートカットキーが割り当てられていても、ほとんど使っていませんでした。
その度にメニューをクリックして実行していましたが、CheatSheetで一覧表示すればショートカットキーをすぐ確認してすぐ実行できスムーズに作業をできるようになりました。
ファイル・編集・表示・ウィンドウなど機能を一覧で確認できる
アプリのメニュー項目にある機能はだいたいショートカットキーが割り当てられているので、行いたいことは「ファイル」の項目の中だったか「編集」の中だったか迷うことなく、キーを一つ押すだけで確認できるようになります。
CheatSheetのインストール方法
インストールは以下の手順で行います。
- 公式サイトから最新版のzipファイルをダウンロードする
- zipファイルを展開(解凍)して、アプリケーションフォルダへ移動する
公式サイトから最新版のzipファイルをダウンロードする
「Mac App Store」ではなく、アプリケーション開発元のサイトからCheatSheetの最新版zipファイルをダウンロードします。
zipファイルを展開(解凍)して、アプリケーションフォルダへ移動する
ダウンロードしたzipファイルを展開すると「CheatSheet.app」ができるのでこれをアプリケーションフォルダへ移動させます。
CheatSheetの使い方
CheatSheetをインストールしたら「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「プライバシー」→「アクセシビリティ」でCheatSheet.appのチェックを付けてコンピュタータ制御を許可します。
任意のMacアプリを起動して、キーボードのcommand⌘キーを長押しすれば、ショートカットキー一覧が表示されるようになります。
以下はブラウザのChromeを起動して、CheatSheetを使った例です。
メニューバーに並んでいる項目がキーボードの一つのキーを押すだけで一覧表示できます。
あとがき
ショートカットキーは使わないと覚えられないし、忘れてしまったりするので、CheatSheetアプリをMacに入れておくことをおすすめします。
CheatSheetがあればショートカットキー一覧をすぐに確認できるので、作業の効率も上がります。私も普段使わない操作をする時にこれでよくショートカットキーを確認しています。いつかは確認しなくともショートカットキーを使いこなせるようになりたいものです。
気に入ったら是非使ってみてください。Windowsにもショートカットキー一覧できるアプリがあれば教えて下さい。